【コラム】建設業許可を取得するメリット・デメリットとは

建設業を営む中で、「今はまだ許可がなくても仕事はできている」「本当に許可は必要なのだろうか」と感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、建設業許可を取得するメリットとデメリットを簡潔にご紹介します。

建設業許可を取得するメリット
建設業許可を取得する最大のメリットは、事業の信頼性が高まることです。許可業者であるという事実は、発注者や元請会社に対して「一定の要件を満たした業者」であることの証明になります。また、当然ですが請け負える工事金額の上限がなくなるため、許可業者しか参加できない案件を受注することができるようになりますし、金融機関からの評価が上がりやすいといった、将来的な事業拡大の選択肢が広がる点も魅力です。「今は必要なくても、いざという時に断らずに済む」という安心感を持てるのも、許可取得のメリットといえるでしょう。

建設業許可を取得するデメリット
一方で、建設業許可にはいくつかの負担もあります。まず、申請時には多くの書類準備が必要となり、時間や手間がかかる点が挙げられます。また、許可取得後も、
・毎年の決算変更届の提出
・5年ごとの更新手続き
・役員や営業所変更時の各種届出
など、継続的な事務手続きが発生します。さらに、要件を満たし続ける必要があるため、体制変更や人員の入れ替えによっては、注意が必要になる場面もあります。

許可取得は「今後どうしたいか」で考える
建設業許可は、必ずしもすべての事業者にとって「今すぐ必要なもの」ではありません。しかし、
・仕事の幅を広げたい
・受注案件を増やしたい
・会社としての信用力を高めたい
と考えている場合、早めに取得しておくことで将来の選択肢が増える制度でもあります。
自社の現状と今後の方向性を踏まえ、「取るか・取らないか」を検討することが、後悔しない判断につながります。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です